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Stdフォントの何がどうスタンダードなのか
OpenTypeでは、フォント名の一部にStdの表記がつけられているものが多いです。
これが意味するところは、簡単に言うと「収録文字数が標準的」ということなのですが、どう標準なのか、もう少しだけ解説します。
Std = 収録文字数が標準的 = Adobe-Japan1-3準拠
前述のとおり、Stdと名のつくOpenTypeフォントは「収録文字数が標準的」であることを表しています。
TrueTypeの時代にバラバラだったWinとMacの互換性確保を目指して作られたOpenTypeらしく、Stdフォントの収録文字は
  • Win・Mac それぞれのTrueTypeフォントで標準的に使えた文字をまとめたもの
…となっています。
具体的には、かな文字・英数字・JIS記号・JIS第一水準漢字と第二水準漢字、さらにMac・WinそれぞれのTrueTypeフォントに「機種依存文字」として含まれていた漢字や記号など合計9,354文字となっており、特殊な人名や学術用の文字にこだわる必要のない日常用途には充分耐えられる収録文字数と言えます。
そして、上記の9,354文字を厳密に定義したものが「Adobe-Japan1-3」と呼ばれる規格です。このAdobe-Japan1-3規格の詳細については、こちらの記事もご参照ください。
仮名フォントでStdの名を持つものも
注意いただきたい点なのですが、Stdという記号はあくまで各メーカーが慣習的につけている記号に過ぎません。
メーカーによっては便宜上、漢字のない仮名文字だけのフォントにもStdの記号を付与している場合がありますので、念のためご注意ください。
※これは、Stdをつけることで、従来のTrueType製品と区別する目的があったものと思われます。